【発明の名称】
スキー板
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スキー板本体を平面視略中央部分が最も幅が狭くトップ側とテール側に向かい幅が広くなるようにサイドカーブを形成し、側面視略中央部分がトップ側平接雪点とテール側平接雪点を結んだ線に対し最も高くなるように形成し、またトップ側平接雪点とテール側平接雪点をスキー板長手方向の仮想中心線に対し直角に形成するとともに、トップ側サイドカーブ変曲点をトップ側平接雪点より、40mm以上トップ側先端方向に形成し、角付け時の斜接雪点が幅の広い側に移動するようにしたことを特徴とするスキー板。
【請求項2】
スキー板本体を平面視略中央部分が最も幅が狭くトップ側とテール側に向かい幅が広くなるようにサイドカーブを形成し、側面視略中央部分がトップ側平接雪点とテール側平接雪点を結んだ線に対し最も高くなるように形成し、またトップ側平接雪点とテール側平接雪点をスキー板長手方向の仮想中心線に対し直角に形成するとともに、テール側サイドカーブ変曲点をテール側平接雪点より、40mm以上テール側先端方向に形成し、角付け時の斜接雪点が幅の広い側に移動するようにしたことを特徴とするスキー板。
【産業上の利用分野】
この発明は、滑走時においてスキーヤーが回転弧の調整を自在に行うことができるようにしたスキー板に関するものである。
【発明の効果】
この発明に係るスキー板によれば、スキー板本体を平面視略中央部分が最も幅が狭くトップ側とテール側に向かい幅が広くなるようにサイドカーブを形成し、側面視略中央部分がトップ側平接雪点とテール側平接雪点を結んだ線に対し最も高くなるように形成し、またトップ側平接雪点とテール側平接雪点をスキー板長手方向の仮想中心線に対し直角に形成するとともに、トップ側サイドカーブ変曲点をトップ側平接雪点より、40mm以上トップ側先端方向に形成し、角付け時の斜接雪点が幅の広い側に移動するようにし、又はスキー板本体を平面視略中央部分が最も幅が狭くトップ側とテール側に向かい幅が広くなるようにサイドカーブを形成し、側面視略中央部分がトップ側平接雪点とテール側平接雪点を結んだ線に対し最も高くなるように形成し、またトップ側平接雪点とテール側平接雪点をスキー板長手方向の仮想中心線に対し直角に形成するとともにテール側サイドカーブ変曲点をテール側平接雪点より、40mm以上テール側先端方向に形成し、角付け時の斜接雪点が幅の広い側に移動するようにしたので、回転弧の調整を自在かつ容易に行うことができるという効果を有する以外に、下記の効果も有するものである。
| イ、 | ターン入口(回転開始時)の切り替えが早くなり、その結果、谷回りを早く作ることができる。 |
| ロ、 | 回転滑走においてトップの入りが早くなり、そのため深く倒し込みやすく、したがって内足(回転弧の内側に位置する足。通常は谷足となる。)も使い易くなる。 |
| ハ、 | 急雪斜面の滑走にはおのずと角付けが多くなるが、滑落(横滑り)しにくく、したがってスピードをコントロールし易くなる。 |
| ニ、 | 斜接雪点距離(スキー板を雪面に対して角付けしたときにスキー板と雪面の接する部分)が従来のスキー板より長くなるため、スキー板全長を長くしたと同様の効果があり、高速滑走においての安定性が向上する。 |